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精肉店が教える!松阪牛の“最高の解凍方法” ドリップを出さず旨味を逃さない秘訣

精肉店が教える!松阪牛の“最高の解凍方法” ドリップを出さず旨味を逃さない秘訣

こんにちは!丸中本店です。

 

本日は、お肉の美味しく召し上がって頂ける

解凍方法をお伝えいたします!

 

丸中本店では、生の状態で

冷蔵便にてお送りするのが基本となっております。

 

ご遠方の方向けや企画などで冷凍便で送ることもあるのですが、

うまく解凍できるのか不安という声をお聞きしましたので

今回は、このようにベストな解凍方法をお伝えできれば嬉しいなと思います。

 

冷凍肉の“残念な失敗”とは?

 

はじめに、よくありがちな解凍方法の失敗例をお伝えしていきます。

 

・常温で放置

・電子レンジで解凍

・温かい湯を当てる

 

上記は、1度はやったことあるのではないでしょうか?

 

このような解凍をしてしまうと、菌が繁殖したり、肉の旨味(ドリップ)が大量に出て、パサついたり、風味が落ちてしまうのです。

 

なぜ上記の解凍方法が良くないのかをより詳しく解説していきます!

 

やらないで!避けて欲しい解凍方法

 

1.常温放置で解凍

 

常温での肉の解凍は、食中毒を招く非常に危険な方法です。

 

お肉が肉が室温(20~30℃)に置かれると、

細菌の増殖に最適な温度帯「危険ゾーン」に長時間さらされるためです。

 

冷凍状態では休眠していた細菌が、温度上昇とともに活動を始め、急速に繁殖します。

 

特に注意すべきは、肉の表面が先に解凍される点です。

内部がまだ凍っている状態でも、表面ではすでに細菌が増殖を始めています。

この状態が数時間続くと、サルモネラ菌や大腸菌などの食中毒菌が危険なレベルまで増加します。

 

「火をしっかり通せば安全」という考えは誤りです。

確かに加熱で多くの細菌は死滅しますが、

細菌が作り出した毒素は熱に強く、

加熱しても分解されないものがあります。

 

いくら高温で調理しても、

すでに生成された毒素による食中毒を防ぐことはできません。

 

免疫力の低いお子様やご高齢の方がいるご家庭では特に注意が必要です。

安全な食事のために、常温解凍は絶対に避けるべき方法なのです。

 

2.電子レンジでの解凍

 

電子レンジの解凍ボタンは便利ですが、

これだけに頼ると肉質を損なう結果になりがちです。

 

電子レンジは水分子を振動させて加熱するため、

肉の表面と内部で解凍ムラが生じやすいのです。

 

解凍ボタンを押すだけでは、部分的に火が通ってしまい、

せっかくの肉の風味や食感が台無しになってしまいます。

 

特に問題なのがドリップの発生です。

 

電子レンジで急速に解凍すると、

肉から出る水分(ドリップ)が多くなります。

 

このドリップには肉の旨味成分が含まれているため、

流出すると風味が落ちるだけでなく、解凍ムラの原因にもなります。

 

この問題を解決するには、

クッキングペーパーで肉を包んでから解凍するのがおすすめです。

 

ペーパーがドリップを吸収し、加熱ムラを抑えられます。

 

また、500Wで30秒ごとに取り出して裏返すなど、

様子を見ながら少しずつ解凍するのがポイントです。

 

肉の厚みを均一にして冷凍しておくことも、

後の解凍を成功させるコツといえるでしょう。

 

 

3.温かいお湯をかけて解凍

 

お湯や熱湯を使った急速解凍は、

短時間で解凍できる便利な方法に思えますが、

実は肉の品質を著しく低下させてしまう危険な手法です。

 

高温での解凍がなぜ問題なのかというと、

肉のタンパク質が熱によって変性してしまうからです。

 

特に60℃以上の熱湯に浸すと、

肉の表面のタンパク質が瞬時に凝固し、

半調理状態になってしまいます。

 

これにより肉の風味が損なわれるだけでなく、

食感も硬くなりがちです。

 

また、高温解凍では肉の細胞が破壊されるスピードが速まり、

大量のドリップ(肉汁)が流出します。

 

このドリップには旨味成分やミネラルなど肉の美味しさの源が含まれているため、

流出すればするほど味わいが失われてしまうのです。

 

さらに、表面と内部の温度差が大きくなることで、

解凍ムラが生じやすくなります。

 

表面はすでに加熱状態なのに、

内部はまだ凍っているという状態では、

均一な火入れが難しくなり、

料理の仕上がりに悪影響を及ぼします。

 

最高の解凍は“低温”が鉄則!

 

どのように解凍を行うのがいいかというと、

解凍は急激に行わず、低温でゆっくり行うことが、

ドリップを防ぐ唯一の方法です。

 

【プロ推奨】失敗しない松阪牛の“冷蔵庫解凍”ステップ

 

真空パックの状態(またはラップを二重)で、密閉容器に入れる。

上記のように、お肉を包み、他の食材への付着防止を行いましょう!

 

冷蔵庫のチルド室や、温度変化の少ない野菜室に入れる。

 

 解凍時間の目安は、

200g〜300gで約半日500gで約1日(厚さによる)です。

 

 

【裏ワザ】“急ぎの時”のドリップを抑える解凍術(氷水解凍)

 

急いでいる場合は、氷水解凍がおすすめです。

 

氷水は0度を保つため、

ドリップを抑えつつ冷蔵庫より早く解凍できます。

 

手順は、

肉をジップロックなどに入れ、氷水に完全に沈める。

時々水を交換する。

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

丸中本店では、基本的には生の状態でお送りいたしますが、

ふるさと納税やイベントでは冷凍便でお届けすることがございます。

 

ご遠方の方でお届けに3日以上要する場合も冷凍便にて対応いたします。

 

その際にはぜひこちらの記事をご参考に

松阪牛、丸中和牛(黒毛和牛)をお楽しみください♩

 


 

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